2025年7月12日土曜日

最近のお墓事情

 7月12日(土) 男女共同参画協議会主催(帆足裕子会長)塩原公民館で「最近のお墓事情」の講演会が開催されました。 

講 師には、 福岡市平尾霊園 管理事務所 所長 山本 一清さんをお招きいたしました。

 お墓のスタイルや埋葬方法から墓 じまいなど、近頃のお墓に関する あれこれを教えていただきました。

40名の方がご参加くださいました。
男性の参加者の方も多くみられました。
主な埋蔵などの種類や、お墓、改葬、墓じまいについてわかりやすくお話をしていただきました。
「改葬」とは、今遺骨を埋葬しているところから、遺骨を分けずに新しいところへ移すことです。

お墓には、継承型、永代供養型、合葬墓・合祀墓等があり、継承型は墓守が必要で、永代供養型は、寺院や霊園が代わりに供養しますが、未来永劫ではなくそれぞれの場所によって13回忌まで33回忌までなど決まっています。

樹木葬は、割と最近に始まり1999年岩手県で始まったと言われているそうです。
散骨葬は、グレーゾーンなところもあり、山岳散骨は今はほとんどなく、海洋散骨も自治体によっては認めていないところもあるそうです。

改葬許可の申請方法、墓じまいについてなどを分かりやすく教えていただきました。
骨壺のサイズが東日本は7寸、西日本は6寸と違いがあるそうです。
東日本は一括収骨制度ですべての遺骨を入れるけど、西日本では部分収骨制度で一部分を入れて、残りの残骨は毎年違う寺院や霊園の合祀墓で供養されているそうです。
質問の時間をとっていただき3名の方の質問に答えていただきました。

最後に山根館長より「もう一度 叱って欲しくて 墓参り」の締めのことばで終了しました。