12月21日(月) 19時から 「まちづくりビジョンを考えるワークショップ」が開催されました。
自治協議会(古屋明彦会長)主催、福岡市役所市民局コミュニティ推進課、南区役所地域支援課 共催で、2回実施されます。
第1回目の今回は、地域住民や校区の大学に通学している大学生、校区で働いている方々約40名の方が参加してくださいました。
最初に、コーディネーターの福田忠昭氏より校区の大まかな移り変わりのお話がありました。
5年前に比べ、人口が3000人近く増えていました。
塩原校区は、4つのブロックに分かれています。そのブロックごとに全部で7グループに分かれ、話し合っていきます。
まず、それぞれの良いところや問題点をピンクと黄色の付箋紙に書いて貼っていきます
黄ブロック(清水2丁目1区・2区・アーベイン清水)
良い点 :アーベインは、若い世帯も子どもも多い。
悪い点 :清水町は、区画整理もしていない。
公園はあるが、使用する子どもが少ないので草が生える。
高齢者が、草取りなどをしないといけないので、大変。
駐車場がどんどん増えていっている。
青ブロック(塩原丁目1区・2区・2丁目)
良い点 : 南市民センター、体育館、警察書、消防署など公共施設が多くある。
公園や緑が多くある。
悪い点 : 街路樹の清掃が大変。
竹下駅から高校や会社に向かう人たちのごみのポイ捨てが多い。
中央公園は広いけど、地域住民の使い勝手が悪い。
(広場でスポーツ教室などがあっていて、使えない。)
ワンルームマンションがが多く、地域密着が少ない。
緑ブロック(塩原3丁目1区・2区・3区)
良い点 : 区役所、病院など公的機関がたくさんある。
地形がきれいな正方形で区画整理がきちんとできている。
バス停が、東西南北にある。
お墓がある。
悪い点 : 戸建が多く分譲マンションが少ないので新しい人が入ってきにくい。
特に子ども連れの世帯が引っ越してきにくい。
赤ブロック(塩原4丁目1区・2区・大橋団地)
良い点 : 川があり、緑が多い。
九大キャンパスがある。
交通の便が良い。
分譲マンションが多い。
悪い点 : 高齢化が進んでいる。
コミュニケーションが少ない。
声をかけるように気を付けている。
地形的に少し低い。
それぞれのグループが発表した後、グループ討議に戻ります。
今度は、話し合い書いた付箋紙をグループごとに分けていき、悪い点をどのようにしていったらいいかを、書きだしていきます。
黄ブロック
・水害 → 隣近所の声掛けや、防災をもっと意識する。
・人 → 公園に集会所などがほしい。
・地形、土地 → 駐車場がマンションにならないかなぁ
・良いところ → 川沿いの桜がとてもきれいなのでお花見を計画してコミュニケーションを図りたい。
青ブロック
・公園 → リボン公園の街灯が20時に消え真っ暗になる。街灯の工夫は今の技術でできないか…
・公共施設 → もっとわかりやすい案内板がほしい。
・街並み → イチョウなど紅葉はきれいだが匂いがきつい。なんとか匂いを少なくする方法はないか…
神社などもっと活用できるように木をきったりする。近くに保育園があり、子ども達にとっても土が触れる貴重な場所なのでぜひ実現してほしいとの要望
・人 → みんなでコミュニケーションをとれるイベントなどを考えたい。
犬の散歩をしている人たちは、すぐに仲良くなれるので、そういう共通の話題はないか
緑ブロック
・人の集まり → 家賃がもっと下がらないか
空き家が多いので、民泊など考えても
ひとり暮らしの学生さんを行事に参加させたい。
・環境 → 夜になると人の流れがなくなるので防犯上危険な場所がある。
・便利の良さ
赤ブロック
・コミュニケーションの取り方
子ども会を利用する。
子どもが参加すれば、親も一緒に来るので、そこでどんどん話しかける。
九大生とは、塩原校区入会式などを行い、校区行事の実行委員に入ってもらう。
いろんな意見がでてきました。
いつも顔をあわせるメンバーだけでなく、学生さんや校区で働いている人などの参加もありとても新鮮なグループ討議でした。
今日の意見を一度、福田先生が持ち帰り、2回目にどういうテーマで話し合えばいいかを考えてきてくださいます。
2回目も多くの皆様の参加をお待ちしています