2022年1月17日月曜日

元気なうちに考えよう!

 1月15日(土)14時から、公民館主催、男女共同参画協議会共催で、終活のススメが開催されました。約40名の方が参加されました。

4回シリーズの第1回、『終活のすすめとエンディングノート』というテーマで、講師に福岡市社会福祉協議会 終活サポートセンター 主任 吉田時成さんをお招きしました。
終活は、これまではそんなに重要視されていなかったけど、家族形態の変化や終末期医療の高度化により、現在は重要とされてきました。

備えの必要性と、どのように備えるのかを分かりやすくお話していただきます。
自分の希望を周囲の信用できる人にわかる方法で伝えることが大事だそうです。
福岡市では、区役所などで、このような「マイエンディングノート」を無料で配布していただけるそうです。
実際に、「エンディングノート」を使ってお話は進みます。
もしもの時、告知や延命治療、終末医療など考えなければいけないことがたくさんあります。また、介護が必要となったとき、誰に介護をしてほしいか、どこでしてほしいのか、介護の費用はどうするのかなどを記入できるようになっています。

葬儀についても、一般葬、家族葬、一日葬、直葬などがあるそうです。
コロナ禍ということもあり、最近は家族葬が多いそうです。
埋葬も、墓石、納骨堂、合葬墓、樹木葬、散骨、手元供養などがあるそうです。
ご自分の希望をエンディングノートに記入をしておけば、残された方々も迷わずにすみます。
ただし、エンディングノートには、法的な効力はないそうです。

他にも、遺言書(いごんしょ)や遺産についてもお話をしていただきました。
今、身体が動く元気なうちに考えることがとても大切です。

最後に、男女共同参画協議会 上野会長よりお礼の言葉がありました。

次回 2回めは、2月5日(土)生前整理と断捨離』について、NPO法人孤立防止センター 理事長 速水靖夫さんをお招きします。