2013年1月4日金曜日

新年のご挨拶

平成25年新年交歓会御挨拶

塩原校区自治協議会 会長 古屋 明彦

 皆さま、新年明けましておめでとうございます。
 
 皆さま方には、希望に満ちた輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶びを申しあげます。
今年は、塩原校区自治協議会が設立されて10年目の節目の年になります。塩原校区は、平成16年「従来の町世話人制度を廃止し校区毎に自治協議会を創立する」と言う福岡市の方針により自治協議会を設立し、長沼前会長を中心に区役所、公民館はもとより各町自治会を始めとする各種団体の御協力により「地域の住民が主体となり、行政と共働でのコミュニティづくり」を進めて参りました。今日の自治協の発展は、地域の皆様方の日頃からの御支援と御協力の賜物と深く感謝申し上げます。
それでは、昨年の協議会活動についてのご報告と共に本年の取り組みについて申し上げます。

まず、3月には、校区人尊協創立二十周年記念事業として九州交響楽団による木管五重奏コンサートを行い公民館はじまって以来の150名を超す方々に参加をいただきました。有難うございました。

同じく3月自治連合会主催ウォークラリーを今回は、那珂川を越え竹下、五十川、宮竹、高木地区で行い日頃あまり行く事がない校区の古い街並みや史跡を楽しみました。

5月には、災害時要援護者支援対策の一環として、塩原校区自治協議会と福岡市との間に「災害時要援護者名簿に関する覚え書」を締結し校区内の要援護者名簿の提供を頂くことになり昨年末受け取りました。
本年はこの資料に基づき塩原校区独自の災害時要援護者支援システムを構築しなければなりません。現在、各自治会において災害時安否確認連絡網を作成中ですが、平時は見守り、災害時には、住民各自が自助を第一に共助の精神で御近所の要援護者に対し避難支援をする必要があります。
支援システム構築に際しては、防災会所属の自治会長社会福祉協議会民生委員・児童委員高砂会男女共同参画協議会防災士の皆さま、そして消防団三宅東分団の皆さま方には、特段のご協力宜しくお願い申しあげます。

7月には、公民館増設工事のため公民館が塩原小学校運動場内の仮館へ引っ越し致しました。新しい公民館は150坪館として3月には完成する予定です。

7月28日には、第十回夏祭も盛大に行われ、番托の会井上誠二さんデザインの舞台バックパネルも登場し祭を多いに盛り上げました。

8月には、平成23年から実施しております福岡市への陳情を行いました。
第一は、リボン橋西側に横断歩道の設置、さらにはそれに続くリボン橋通り(塩原48号線というのですが)の歩車分離歩道の設置です。これは、すでに一部終了し横断歩道工事は着手中です。
その外、西鉄バス5番系統に「塩原公民館前」バス停の新設、JR竹下駅に快速を停車して頂く、さらには、那珂川河川改修に伴う河川公園の整備などを陳情致しております。

10月には、2年に一度の体育祭があり今回は、緑ブロック(塩原三丁目1,2,3区)が応援合戦、対抗リレー、総合、共に優勝の完全優勝でした。

今年は、10月に総合防災訓練を行いますので宜しくお願いいたします。

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協議会活動から離れますが那珂川河川改修について少しお話致します。
那珂川河川改修については、昨年の新年交歓会でも報告いたしましたが、平成21年7月の洪水に対する「床上浸水対策特別緊急事業」で22年からの5カ年継続事業です。昨年は、五十川塩原大橋から高木橋までの掘削工事が終わり現在は、水道局番托取水場から井尻橋間の河川中央部の掘削工事をやっています。番托井堰の改修は、現在進行中で25年度から本格的に工事に入ります。現在は、新・井堰工事着工に伴う下流の樹木伐開が終わり土砂を除去する工事中です。新・井堰は、現在の井堰の中央部を開口し、下流へ水路を作りその先に可動堰を造る計画でこれにより上流は、1~1.5m水位が下がると思われます。

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さて、今年は、冒頭申し上げましたように自治協議会設立10年目の節目の年です。今年も昨年同様互助互恵」をテーマに要援護者支援を中心にそして塩原校区のスローガン「やさしい笑顔と明るい挨拶」をモットーに、地域の皆さまが安心して暮らせる安全安心な町、差別の無い塩原、そして幸せな塩原をめざした町づくりに邁進致しますので皆さま方の御協力、ご支援の程宜しくお願い申しあげます。