議題は「青色灯搭載車による地域防犯・交通安全パトロール活動について」です。
参加者は…南区役所より 総務課 中村係長・宮本課員
大楠校区より 池上・石井・増田
玉川校区より 前田・溝口・吉村・佐藤
筑紫丘校区より 今井・三隅・真次
三宅校区より 山口・鶴田
野多目校区より 野鶴
塩原校区より 古屋・帆足・川添
以上、18名です。
各校区より、現状の活動に関する報告をします。
(1) 塩原校区では
・ 玉川校区や大楠校区の一部を含む、春吉中学校校区として巡回している
・ PTAとの協調がうまく出来ていて、乗務者の負担が軽減されている
・ 毎年開催の「青パト講習会」に新規のPTA地域安全委員や一般協力員が参加し、「資格者証」所持者を減らさない様にしている
(2) 大楠校区では
・ 今年で3年目の取り組みとなり、現在の周2回の巡回を増やしていきたい
・ 自治体主体の乗務員が高齢で減少傾向にあるので、乗務員を増やす方策を聞きたい
(3) 玉川校区では
・ 発足当初は自治協主体で周2回の巡回でスタートしたが、その後PTA、おやじの会、青育連の積極的な協力で、現在はほぼ毎日活動できるようになった
・ 青パト運転者は75才未満としているが、基本理念の「無理なく活動を」で引き継ぎはうまくいっている
(4) 筑紫丘校区では
・ 青パト巡回を当初の周3回から現在ではPTAの協力で周5回に増やした
・ PTAへの「青パト講習会」は年3回実施している
・ 近隣に犯罪に類する事件が起こった翌日は登校時にも青パト巡回することにしている
・ 青パトの放送に中学校の放送部の協力を得たり、小学校の校歌をBGMに取り入れたり等の工夫をしている
(5) 三宅校区では
・ 昨年度に「青パトみまわり隊」の立ち上げ準備を始め、新年度には予算化できたので活動開始できそう
・ 27町からなる自治連合会の2月度会議で詳細を討議する
(6) 野多目校区では
・ 14町の各町毎に班編成して、町単位でローテーションし、実際の巡回内容についても担当町で決めている
・ 運転は80才以下とし、1回に乗務員3人で運行している
・ この7年間、校区内での交通事故や犯罪事件発生は「ゼロ」である
活動の中で各校区から出された問題点(Q)とその改善案(A)は…
Q1 青パト乗務員の減少、特に運転者不足について不安が大きい。
また、PTA母親の中に運転を不安視する人が多く乗務員登録しない
A1 入学式当日などPTA父兄に「青パト活動」を知ってもらい、活動参加への声掛けを行う
また、PTA母親に青パト運転講習会等を行い、運転への恐怖心を無くしてもらう
第1ブロックとして、無理がなく、楽しい活動として継続できれば良いのでは
Q2 校区外を走行する場合に今の規定(?)では回転灯や放送は止めなければいけない。
操作も面倒だし、安全運転にも影響がでると思うので、相互乗り入れ可能とならないか
A2 相互乗り入れ可能となるよう第1ブロックとして警察に申し入れる
Q3 青パト走行に必要な「道路使用許可」の許可期間が1年では短すぎる
A3 市民局へ規定の真意を確認し、延長可能かどうかも含めて検討する (区役所)
Q4 ガソリンチケットの金額が定額なので最適な補充がしにくい。また、指定GSの数が少ない。
A4 今のチケット金額は使いやすいように改善されているので了解してほしい。
GSの数は増やす方向で検討中 (区役所)
その他にも…
(1) 歩道などへの放置自転車が非常に多い。盗難車がほとんどの様だが、購入時の「防犯登録義務化」などの対策が必要ではないか
(2) 青パト搭載の記録カメラの設置金額を調査する
(3) 次回の会議は、今回の懸案事項の検討経過や各校区での情報交換等を主に協議したい。
また、南警察署担当課の参加を要請したい
等の意見が出されました。
次回の会議は、7月7日(火)10:30~ 塩原公民館で開催予定です
写真・議事録 帆足順一