2015年9月12日土曜日

塩原校区 避難所運営ゲーム(HUG)

 平成27年9月12日 10:00~12:00 塩原公民館主催 防災出前講座“HUG”が、防災会協賛で実施されました。
 
 折しも講座実施の前日9月11日に北関東や東北で記録的豪雨により茨城県鬼怒川や宮城県の渋井川の堤防が決壊し大きな被害が発生いたしました。塩原校区を流れる那珂川も100年に1度の大雨の際には浸水の危険があります。

 今回のHUGは、そうした災害時に大変役に立つ講座で皆様真剣に取り組みました。講座の指導は、南区の博多あんあんリーダー会の防災士に担当して頂きました。

参加者の方々のアンケート結果です
・早い段階での判断が、必要。
・避難所を運営するにあたっていろんなケースがあることが分かった。(トイレ、ペット、水、持病、外国人ケア等)
・本部の役員、およびその役割分担、来場で元気な方、資格を持っている人、現在の仕事、ボランティア等も名簿を作るときに記載してもらうのがいいと思う。
・本部の機能の重要性を実感した。
・避難所に行っても、トイレが使えない、水、食料がない(当面の間)それを前提に各人が日ごろから準備をしておくことがとても大切!

「避難所運営ゲーム(HUG)」について

このゲームの名前は、「避難所運営ゲームHUG」と言います。
避難所のH,運営のU、ゲーム(GEMU)の頭文字Gを取ってHUGハグと読みます。

英語で抱きしめると言う意味で避難者を優しく受け入れる避難所のイメージです。

避難者、年齢、性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを避難所に見立てた平面図にどれだけ適切に配置出来るか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験するゲームです。

皆さまも一度体験されてはいかかがですか!!

文・写真 古屋明彦