2019年9月9日月曜日

飲んだらのれん

9月7日(土)13時30分から、公民館主催(共催 安全安心推進委員会、健康推進委員会)飲酒運転撲滅講座」が開催されました。
講師には、医療法人 優なぎ会 雁ノ巣病院 福岡県飲酒運転活動アドバイザーの方々に来ていただきました。
最初に、アルコールが身体に及ぼす影響についてお話がありました。
過剰飲酒は全身に影響を及ぼし、脳や神経を破壊するそうです。

次に、パッチテストの準備です。
 参加者全員が上腕にアルコールのしみているガーゼを貼ります。
7分後にはがして様子を見ます。
下記のように赤くなっている方は、アルコールを「全然飲めない族」で、参加者約30名のうち2名いらっしゃいました。この方には、お酒を進めても駄目だそうです。

さらにそのまま10分放置してまた様子を見ます。
この時に赤くなっている方は、「ホントは飲めない族」で、日本人の3割~4割の方がこれに当てはまります。
 まったく変化のなかった方は、「飲みすぎ注意の危ない族」で、参加者の方は、危ない族の方が多かったように感じました。

適正飲酒やアルコールの処理時間についても教えていただきました。
適正飲酒とは…
       ビール  500ml(中ビン1本 5%)
       日本酒  180ml(1合 15%)
       ワイン  200ml(小グラス2杯 12%)
       ウイスキー 60ml(ダブル1杯 43%)
       焼酎    90ml(0.5合 25%)
これくらいの量だそうです。
  このアルコールを処理するのにかかる時間は、4~5時間
  この倍量を飲んだら、8~10時間
飲んだ翌日に注意が必要です!!

次は、泥酔状態の体験メガネをかけて、まっすぐ歩き障害物を避けることができるかの実験です。椅子につまずいたり線から離れてしまったりとなかなか難しそうでした。

 次に、飲酒運転撲滅教育用VR(ヴァーチャル・リアリティ)の体験です。
警察署より2名の方が来てくださいました。
運転手目線、助手席目線、目撃者目線の3つがあります。
 リアリティのある映像で、最後は、自転車に乗っている方をひいてしまうので、ドキッとします。
 ほとんどの方が、体験メガネとVRを体験しました。体験をしているだけで、酔った気分になりました。

警察の方より、飲酒運転の可能性のある方を見つけたときの通報の仕方を教えていただきました。 詳しくはこちら
最後に、健康推進委員会 山根会長よりお礼の川柳です。
「検診の 前日だけは 休肝日」
過剰飲酒の怖さを十分に勉強させていただきました。

飲酒運転をなくすための3つの約束
約束1 お酒を飲んだら運転しない
約束2 運転する人にはお酒を飲ませない
約束3 お酒を飲んだ人には運転させない