2022年9月12日月曜日

心がかぜをひくとき

 9月3日(土)13時30分~ 安全安心推進委員会・青少年育成連合会共催で、青少年育成講座が開催されました。

講師には、西九州大学非常勤講師 公認心理士・臨床心理士 吉村春生さんをお招きし、「心がかぜをひくとき」 ー”安心感”と自立ー をテーマにお話しをしていただきました。

25名くらいの方が参加してくださいました。

 青少年育成連合会 山下会長のあいさつです。
最初は、まっさらなホワイトボードから始りました。

どうしてもめごとがおこるのか…
 お互いの心がよくわかっていないけど、相手に対し関心があるということ。
 どうでもいい場合は、無視される。無視されると成長が出来なくなる。
 もめごとがおこり悩むのは、関心があるということ。
は、思考・感情・行動の3つの要素で構成されている。

三つ子の魂百までというように、幼少期に甘えられる環境があるのはとても大事
 両親でも、祖父母でも、近所の方など誰でもいい
 子どもが成長をして自立をするためには、幼少時代にどれだけ甘えられたかが大切!
わかってはいるのに、適切な行動がとれないのは、思考や行動より負の感情が優位に作用してしまうから(負の感情とは、不安、怒り、悲しみなど)
不安な感情を安心に変えるのが、甘える行動です。

不安が高まると、摂食障害になり食が乱れます。
 口惜しくなり、子どもだと、指しゃぶりや爪かみ、大人は、アルコール依存、ヘビースモーカーなどなど
何かほかに夢中になることがあれば解消できるそうです。

また、スキンシップ笑顔も大事です。
 不安になるとぬくもりを求めます。
 家庭では、さすってあげたり一緒に寝たりなど
安心を与えるのは、誰にでもできることです。
 たとえば、登下校時のあいさつや声掛けも大切です。
大人にも子どもにも当てはまる大切な事とは
 夢中になれることがある。甘えられるところがある。自由になれる時間がある。
これらがあれば安心感をもてるとの事でした。
安全安心推進委員会 勝間会長より、お礼の言葉です。
講演会終了後のホワイトボードです。
たくさんの大切なポイントを教えていただきました。