2018年12月14日金曜日

備えあれば憂いなし


12月8日(土) 塩原校区自主防災会九州産業大学建築都市工学部・教授日高圭一郎先生(塩原在住)を招き、「地域防災力の向上~警固断層帯の地震に備えて~」と題した講演会を開催し、60人参加しました。


以下に講話の内容を抜粋して紹介します。
【震度6強以上 高い発生確率】
  警固断層帯は地震の確率が高く、震度6強が予想される。耐震性が低い木造や鉄筋コンクリート造建物が倒壊する可能性がある
  
   【予防力を高める】
 ★室内の対策
・市販のネジや金具を利用し家具を固定。寝室には落下物を置かない

★屋外の対策★
・ブロック塀や住宅の耐震診断アドバイザー派遣制度や補助金を利用し、改修の促進

★飲料水・食糧の備蓄★
・最低限3日間程度の水や食料品を備蓄する
・自宅に被害がなければ在宅避難も視野に事前の準備が必要

【避難】
地震の場合は震度5強で公民館、6弱以上で小学校に避難所が開設される。避難には緊急避難と収容避難がある。

★緊急避難先★
災害により、建物の倒壊や、火災などの危険を避けるための場所
・塩原校区の地区避難場所⇒塩原中央公園、九州大学大橋地区運動場、塩原小学校等に一時的に避難 

★収容避難先★
自宅で生活できなくなったときに避難者を収容する施設
・塩原校区内の一時避難所⇒塩原公民館、南体育館、南市民センター
・塩原校区内の収容避難所⇒塩原小学校 
文 川添繁美