2018年12月3日月曜日

「変わってしまった女」と「変わりたくない男」

12月1日(土) 男女共同参画協議会(上野弘子会長)主催の講演会が開催されました。講師には、生涯学習・社会システム研究者 月刊生涯学習通信「風の便り」編集長 三浦 清一郎さんをお招きし、「変わってしまった女」と「変わりたくない男」というテーマでお話をしてくだいました。
 
 80名近い参加者の方がいらっしゃいました。  原口自治協議会会長
 
先生のお話は、とても面白く、会場は笑顔にあふれていました。

・「女性が輝く社会」は嘘っぱち
  日本のジェンダーギャップは、144カ国中114位で、年々下がっていっている。
・文意化こそが差別の原点
  相撲界、富士山の女人禁制は明治5年に撤廃 
 「沖ノ島」は昔から女人禁制です。世界遺産の指定を受けてから宗像大社は、男性の見学者も島へ入れない決定をされました。
・「隠居文化」は「健康寿命」の敵
  健康寿命とは、「自分の事は自分でできる。」「行きたいところへ自分で行ける」「介護の世話になっていない。」が基準。 男性が71歳、女性が74歳との事。
  隠居は、年寄りを無用人とし老後を余生とする。
他に… 
 「夫原病…何もしない夫にストレスがたまり病気になる。
 「演歌文化」…自覚はしていないが、女性に「自己犠牲」を刷り込む
三浦先生は、歌もとても上手で演歌を歌いながら説明をしてくださいました。♪♪

男性、女性に関係なく「元気だから活動するのではなく、活動を続けるからお元気なのです!!
この言葉に、共感をしました。

最後は、男女共同参画協議会 上野会長のお礼のあいさつで終了しました。

とても笑顔になり元気になれる講演会でした。