2020年10月2日金曜日

① 台風10号に伴う「避難所開設」検証

【経過】

① 9月4日(金) 21時

▼原口自治協議会会長へ区役所から連絡

6日(日)15時に「避難所(南市民センター)」開設する

 

② 5日(土)午前3時

▼原口会長から自治会長へ以下のメール

・町内、家庭の樹木、風で飛ばされる危険があるも物は片付けを

5日(土)13時から公民館で「校区対策本部会議」を開催する

 

③ 5日(土)13時~14時

▼「校区対策本部会議」を開催し以下を確認

・災害時要援護者へ「避難の意思確認」し、支援者に伝える

・戸建て、木造等の家に「早目の避難」呼びかけチラシポスティング

・6日(日)の14時から青パトで校区全体に「避難呼びかけアナウンス」をする

・自治会長は15時に南市民センターに集合

・防災会はフェイスシールド、体温計など準備する

・所有者不明で風邪で飛ばされる心配がある物(自販機のゴミ箱等)の片付け

 

 6日(日)

13時~15時  青パトで校区アナウンス(帆足、大久保)

 ・「塩原校区の避難所は本日3時から南市民センターに開設されます」

 ・「本日の家庭ゴミの回収はありません」

14時~  南市民センターで区役所(2名)、原口、川添で打ち合わせして以下を確認

・南市民センターには和室(畳敷き)、実習室(洋室・水使用可)、音楽室(絨毯)がある

・パニック障害がある人(家族)等は南市民センターに案内する

・総合受け付けを南体育館に置く(区役所、校区各2名配置)

・検温、聞き取り調査で熱がある人は体育館2階会議室に案内する

 

15時~  自治会長集合、避難所開設と並行して室内レイアウト

   ・密にならないように間隔を開けてパーテーション設置。通路の確保

   ・ヨガ用のマット、パイプ椅子貸し出し(数に限りがあり、早い人から使用)

   ・受け付け(机2、椅子4)配置⇒検温、聞き取り⇒案内

   ・最終的には39人の避難者(南区の25校区全体では約200人)

   ・十分な広さに加え、空調等は要望に応じて随時変更

 

  ▼避難所に泊まる人、帰宅する人に分け21時に交代

   ・泊まる人(4人)は一度帰宅。21時まで村上氏が責任者に

⑥ 7日(日)  ~10時

  ▼風雨が弱まり帰宅希望者も

   ・9時までは避難所に留まってもらうことを基本方針に対応

  ▼9時~ 青パトで校区を巡回(帆足、別府)

・巡回状況を青パトから電話で伝えてもらい、危険性がないことを確認

   ・警報解除を待たずに帰宅される人は「自己責任で帰宅」してもらうことを伝える

   ・9時ごろには退所される方が多くなった

  ▼10時  

・テーブルなどの片付けは市職員の方にお願いして自治会長は解散


【検証項目】

   災害時要援護者、支援者への連絡及び対応について

    

   避難呼びかけチラシポスティングについて

    

   青パトによるアナウンス及び翌日の安全確認パトロールについて

    

   体育館内のレイアウト、備品について(あrwば避難者の声)

    

   避難所に泊まる人、帰る人の交代について

    

   避難者の帰宅判断

 

   風雨に伴う「校区災害対策本部立ち上げマニュアル」の見直し(別項目)




文 川添繁美   写真 大場昌雄